烏龍茶!ポリフェノールの秘密とは?・・・6
不思議なことにカテキンがいくつも結合すると、単体のカテキンにはなかった別の機能性を発揮します。
さらにカテキン以外の成分が結合してできたポリフェノールの中に体によい効果をもたらすものもありそうだということも分かりかけています。
半発酵というのは、もともと緑茶の「青臭さ」を払拭し、お茶本来が持つ「花の香り」を引き出し、その一方で独特の旨味も醸し出させるために考えられたものですが、実はこの半発酵によって新しい鳥龍茶ポリフェノールが生まれ、より体によい成分が密かにつくられていた。
鳥龍茶のプレミアム性はこうした側面でも際立っていたのです。
お茶のポリフェノールが鳥龍茶ポリフェノールに"進化"していくと、その数は膨大になり複雑にもなります。
その結果それぞれの個体を特定するということが難しくなってきます。
それが特定できた数はわずかです。
二、三例をあげるとデハイドロデカテキンA、ウーロンテアニンなどと命名されたものがあります。
ただ一つお断りしておくと、これらが烏龍茶ポリフェノールの代表ではありません。
それぞれの具体的なポリフェノールの特定や効能を見極めるにはまだ少し時間がかかりそうです。